まず米田さんからご紹介させていただきますと、モットーは「明るい未来の見える農業」。ながいもを中心に大根・ごぼう・にんにく合わせて94haを耕作し、従業員28名。JAのほかに県内外の冷食工場にとろろの原材料のながいもを出荷したりと販路を広げていらっしゃいます。
次に竹ヶ原さんはお米を主に大豆と飼料作物を手がけ、創業以来面積拡大中。全部で125haの農地を、ドローンも駆使して管理していらっしゃいます。収穫が終わった後の稲わらを家畜用の餌として出荷もしています。従業員は13名。
岡本さんはお1人で大根栽培を始められて、今ではスタッフの方も増え、大根を中心にながいも、ごぼう合わせて50ha弱の畑で生産しています。
皆さん起業されて10年以内、40代ということで農業者の中では若手なわけですが、それぞれ起業のきっかけは何だったのでしょうか?




農林水産省のデータによれば、農家数が減少する中、企業として農業に携わる「農業法人」は増加。ここ十和田市でも農業で起業する人がいます。今回は、若手農業法人経営者のトークを前後編で。農業って儲かるの?