

ウェブメディアや雑誌の編集を手がけ全国を駆け巡る「編集女子」×十和田に帰ってきた「Uターン女子」
ツアーで街なかを歩いて、奥入瀬に行ってカヌーをして、裂織体験してってゴールデンなコースを体験して。「十和田ってなんて田舎くさくないんだろう」って思ったんです。
私はパソコンと電源があれば仕事ができる、いわゆる「ノマド族」ってやつなんですけど、ここにいると仕事もしたくなっちゃうんですよね。「ここならいい原稿が書けそう!」って。アートな雰囲気もあるし、疲れたら自然の中に出て楽しめるし。
十和田は街全体が見えるぐらいの大きさで、選択肢も十分にある、私にとってちょうどいい街だなと思い実際に住んでからもしっくりきています。
あんなに憧れて東京行ったのに、癒されなかったというか…。年代によって状況によって、必要なものは違うと思うので、一概に「良い」とか「良くない」って話ではないですが。東京大好きですし、遊びに行きたいと思いますし。でも子育てをしていると、十和田、いい街だなってすごく思いますね。
農家の魅力は、︎頑張った分が自分に返ってくること。結果が出たときは楽しいですね。天候不順で不作の年でも、自分の作物はちゃんとできてて高く売れたら最高。いいことも返ってくるけど、悪いことはもっと返ってきますけどね(笑)。
僕は関東の大学で寮生活だったんですけど、ニンニクやナガイモを無性に食べたくなるんですよね。送ってもらって、みんなに食べさせると評判がよくて。そんな風に、離れていても食べたくなったし、友だちもおいしいって言ってくれて、自慢でもあったし。だから帰ってきて、継いだのかなって気がします。
待機児童もなし。保育園は選べるし、待たないし、保育士さんたちもすごく優しいし。
これは農家というか自営業の良さかもしれないけど、どんな忙しいときでも子どもたちの行事には欠かさず行きます。1時間だけ抜けるとか、お勤めだとできないですよね。